会社概要
Company Profile
社長あいさつ
皆様方との信頼関係を大切に
当社は1958年3月(有)関東ガス圧接工業として産声を上げ、その後、事業主体を鉄筋溶接からレール溶接に移し1983年4月に商号を「株式会社 全溶」と改め、同時に「私達は、レール溶接事業を通して、鉄道の安全・安定輸送に貢献します」という企業理念が生まれました。
この理念に基づき、「安全」と「品質」にこだわり、積み重ねてきた努力の結果が今の「全溶」という会社であります。
2020年7月、社内で新型コロナウィルスのクラスターが発生し、保健所指導に基づき会社を一時的に閉じる事態に見舞われるなど、経営的にもピンチになりました。
しかし、そのとき私は、お客様からお叱りと激励をうけながらも、「私達は鉄道と言う重要な社会基盤を支えるエッセンシャルワーカーである」ことを痛感しました。
そして鉄道各社の溶接需要が減る中、慣れない除雪作業や一般軌道工事を社員に従事してもらうまでになったのですが、誰一人として文句を言わず会社を辞めなかったのは、社員一人一人が自分の仕事の社会的意味を自覚し、その仕事に誇りを持っていたから、そして必ず仕事は戻ってくると信じていたことが、大きかったと思います。そんな社員達を私は誇りに思います。
新型コロナウィルスの影響が収束し、みんなが信じたとおり、仕事は戻り、経営的にも元に戻りました。そして苦しい時期を乗り越えた経験と自信を携え、2022年2月に「(株)全溶 将来構想」を発表するのですが、その中で“あらゆるお客様のレール溶接技術に関する相談要望にお応えうるシンクタンク機能を有する会社を目指す”と記しました。
そのために社内教育を充実させ、講師となって社外で活躍できる人材を育てると宣言しました。
今では鉄道事業者様、鉄道総研様からのコンサル業務、受託業務も安定的に受注できる信頼を得て、インド高速鉄道敷設のための技術者講師派遣を始めるなど確実に進化しており、その構想実現に向けて邁進しています。
そんな力強い企業風土は会社創立以来の諸先輩方の「安全」と「品質」へのこだわり、そして多くのお客様からの叱咤激励、そして社員の社会貢献への意識と技術への誇り。それらが支えていると考えています。
2025年5月
会社概要
社名 | 株式会社 全溶 |
所在地 | 〒178-0063 東京都練馬区東大泉2-11-6 |
電話番号 | TEL:03-3922-1991 / FAX:03-3922-1980 |
事業所 | 東京支店、大阪支店、北関東営業所 |
代表者 | 代表取締役社長 久保村公一 |
会社設立 | 昭和33年3月17日 |
令和4年7月1日 東鉄工業株式会社グループ連結子会社 | |
資本金 | 1億円 |
社員数 | 52名 |
建設業許可 | 令和4年8月8日 国土交通大臣許可 (般―4)第8690号 |
鉄筋工事業・土木工事業・鋼構造物工事業 | |
営業種目 | レールのガス圧接、テルミット溶接(ゴールドサミット・PLJ)、エンクローズアーク溶接、フラッシュバット溶接、 レール探傷検査等 |
主な取引先 | 東日本旅客鉄道(株)、東鉄工業(株)、第一建設工業(株)、大鉄工業(株)、四国開発建設(株)、鉄道建設・運輸施設整備支援機構、東京都交通局、西武鉄道(株)、東武建設(株)、しなの鉄道(株)、阪神電気鉄道(株)、阪急電鉄(株)、京阪電気鉄道(株)、北大阪急行電鉄(株)、京王建設(株)、(公財)鉄道総合技術研究所、富士山麓電気鉄道(株)、他 |
取引銀行 | みずほ銀行、きらぼし銀行 |
沿革
昭和33年3月 | 創業 社名 有限会社 関東ガス圧接工業所 所在地 栃木県宇都宮市梁瀬町620番地 |
昭和33年11月 | 移転 東京都新宿区諏訪町223番地 |
昭和34年9月 | 商号変更 関東ガス圧接株式会社 |
昭和41年6月 | 本店移転 東京都練馬区大泉町987番地 |
昭和51年4月 | 商号変更 株式会社 全溶 |
昭和54年8月 | 建設業許可 建設大臣許可(般-6)第8690号 鉄筋工事業・土木工事業 |
平成3年4月 | 新社屋完成 移転 東京都練馬区東大泉二丁目11番6号 |
平成9年4月 | 建設業許可 登録業種追加 鋼構造物工事業 |
平成30年3月 | 会社創立60周年 |
令和 3年6月 | 代表者変更 代表取締役社長 久保村公一 |
令和4年7月 | 東鉄工業株式会社グループ連結子会社 |